ヴィクトリアフォールの水量がピンチ?100年ぶりの干ばつ・・・
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6344818
ジンバブエ&ザンビアの国境にあるヴィクトリアフォールの水量が、異常なほど低下しているらしい。
100年ぶりの干ばつとのことで、水量の少なさが水力発電(国民への電力供給)へも影響しているとのこと。
1.かつては迫力満点だったヴィクトリアフォール
アフリカ・ジンバブエとザンビアの国境に流れるヴィクトリアフォールは、ナイアガラの滝・イグアスの滝と並んで「世界三大瀑布」にも数えられる、両国屈指の観光スポット。
3年ほど前に世界一周していた際に訪れたが、とにかくその水量がすさまじかった。
激しい落差から打ち付けられて跳ね上がったしぶきは上空まで舞い上がり、雨のように降り注いだ。
場所や天候によっては常に虹がかかっていることも。
まさか晴天でずぶ濡れになるとは思いもしなかった。
この時一緒にいた大学の先輩にいたっては、雨除けのためになぜか持参していたダッチワイフでふりしきる飛沫を防ごうとしていたという。なお、かけらも防げなかった模様。
2.歴史的な規模の干ばつで大ピンチ!
とにかくすさまじい水量が脳裏に焼き付いているヴィクトリアフォールだったが、なんと2019年12月のニュースによると、100年に1度クラスの大干ばつで以前とは比べ物にならないほど水量が減ってしまっているという。
ヴィクトリアフォールには、ヨーロッパ・北米の先進諸国から大勢の観光客が押し寄せる。滝の迫力が半減してしまっては、両国にとっては大打撃だろう。
正直、自分の場合もヴィクトリアフォールだけを目当てにザンビアへ行ったようなものなので、同様にヴィクトリアフォールがいまいちなら行かないという人も多いと思う。
また、水力発電のエネルギー源ともなっているので、停電が発生する可能性も高まるだろう。
日本は先日の巨大台風で千葉などが停電に見舞われて大パニックになったが、アフリカでは停電は日常茶飯事と言えるほど電力状況は悪い。
これ以上電力の供給環境が悪くなったら、生命の危機にも直結するのではないか。
ジンバブエなどは、せっかくインフレや経済不況から立ち直りつつあっただけに心配だ。