旅行先にアフリカを選んだ理由 東アフリカ旅行記①
◆ゴールデン街で決まったアフリカ行き
「そうだ、アフリカ行こう」
2016年1月、まるで近所の遊園地に行くかのようなノリでアフリカ行きが決まった。
先輩が隔週で店長をやっている新宿・ゴールデン街で飲んでいるときに、「アフリカ行きたいよな」という話になり、「じゃあ行っちゃおう」というあまりに簡単なノリでアフリカ行きという重大な決断がなされたのだ。
ちなみに一緒にアフリカ(その後の南米も)へ行った先輩は学内でも奇人・変人として有名な人で、卒業後も奇抜なイベントを定期的に開いてネットニュースにも取り上げられるような人だったのでアフリカ行きに一切の恐れは抱いていなかった。
一方の自分はというと、数年前までベトナムやタイなどの東南アジアすら恐れていたほどのビビり。アフリカなんてテレビの中でだけ見る未開の地だと思っていたし、「病気」「治安」その他諸々不安が多すぎて永遠に行くことがない場所だと思っていた。
◆怖がったまま人生を終えるのはもったいない
ただし怖がりだったものの、テレビや本などからの断片的な思い込みだけで恐怖を抱いたままで人生を終えるのはもったいない。自分の目で見て怖いところなのかそうでもなかったのかを判断したい。そんな思いからか恐怖は徐々に興味へと変わっていき、最後には酔ったノリもあってアフリカ行きを決めてしまった。今思うとだいぶ気が狂っていたのだと思う。
次回はアフリカ旅行の準備について