英語を操るベトナム屋台のおばちゃん
◆ベトナムのおばちゃんはハイスペック?
ホーチミン中心街の屋台では、ベトナム語だけではなく英語も大体通じる。
屋台を運営しているのは普通のおばちゃんばかりだが、簡単な会話なら問題ない。
おそらく高等教育までは受けていないであろう彼女たち(おそらく)だが、仕事に必要とあれば必死に覚えるし「商売」という実戦を繰り返すことで英語力も自然と磨かれていくのかもしれない。
◆英語は気合である程度なんとかなる
かたや大多数が中高6年間英語を学んできている日本人。しかし大学で専門的に学びを深めているか、英語を日常的に使用する職に就いている人でなければ、英語に苦手意識を持っている人が非常に多い。実践の機会に恵まれないことや英語を使わなくてもなんとかなる環境、そして「流ちょうな英語でなければ使うのが恥ずかしい」と思ってしまう謙虚な国民性がそうさせているのかもしれない。実際に私も例外ではなく英語を避け続けてきた1人だが、ベトナムのおばちゃんに英語力で惨敗したのが悔しかったので一から単語帳で勉強し積極的に話しかけるようにした。結果、外資系企業で働けるほどではないが短期間で日常会話レベルまでは向上させることができた。スポーツと同じで、実践は練習の数倍の効力があるのだと実感した。