Takalog

東南アジア・アフリカ・中東・中南米・・・世界一周の記録

世界一周の始まりは、てるみくらぶから

◆28歳で初海外

28歳で会社を退職してから32歳となった現在まで、東南アジア・中南米・中東・アフリカなど40ヶ国以上の国を旅してきた。

逆に退職するまでは学生時代も含めて国内旅行が中心だった。海外に「危険」「不潔」といったイメージを持っていたからだ。

てるみくらぶベトナム

そんな私を海外デビューさせてくれたのは、2017年に破産し多くの被害者を生み出した旅行会社、「てるみくらぶ」だった。

3万円強で2泊3日のホテル代と往復航空券代が含まれるという破格のツアーで、当時はベトナムに「ベトナム戦争」などのネガティブな印象しか持っていなかったものの安さに釣られて母と共に参加することにした。この時はまさか自分が後に世界一周することになることや、てるみくらぶが倒産するなど知る由もなかった。

 

◆安さには理由がある

相場に比べて大幅に安い場合、当然その安さには理由がある。単なる企業努力による仕入れ値(航空券や宿泊費)の値下げなであればよいが、人員削減や給与の削減が理由であればサービスの低下に直結しかねない。

実際にてるみくらぶのツアーに対しては「添乗員の態度が悪い」「カスタマーサポートの返答が遅い」など、悪評が噴出していた。私が参加したツアーには添乗員がいないのでホテルが若干市街地から離れていること程度しか気になるポイントはなかった。安いのだから仕方ないと諦めていたのもあったが。

 

一歩間違えば集団詐欺の被害者だった

さらにてるみくらぶの場合は、事業継続が困難なことが判明している段階であるにも関わらず一括入金による割引キャンペーンを実施するなど企業として誠実さがかけらもない状態であった。中には50万円以上を一括で振り込んだ挙句、返金の見込みがないという人や、帰りの航空券の予約がされておらず自力での帰国を矯正される人もいるなど被害者には同情するしかない。そして我々も高額ではないとはいえ、被害者の一人になっていた可能性もあると思うとゾッとする。

旅に慣れた現在は「スカイスキャナー」を始めとするチケット予約サイトや「booking.com」などのホテル予約サイトを利用して自分でプランを立てているので、格安ツアーに参加する可能性は低い。ただ、こうした罠はどこに潜んでいるか分からないので激安サービスを利用する際にはそれなりのリスクがあることを肝に銘じておきたい。